肥満と病気は大きく関係しています。
肥満はそれ自体による不都合もありますが、何よりもこれが引き起こす病気が問題となります。
肥満の判断基準は様々ですが、現在広く使われているものにはBMI(ボディー・マス・インデックス)があります。BMIは以下のような計算式で算出します。
算出されるBMIから1度から4度の4つの段階の肥満の程度があります。
例えば4度以上の肥満は、身長160cmの場合では102kgであり、かなり高度の肥満を指します。
日本人の場合には1度肥満、2度肥満は多いものの4度肥満は比較的少ないのが実情です。
肥満のタイプは、一般的には以下の二つです。
内臓脂肪蓄積タイプはおもに腹囲(ウェスト径)が増大するのが特徴です。おなかが下腹部を中心に大きく膨らむのが外見からもわかります。
この内臓脂肪蓄積タイプは生活習慣病につながりやすいといわれていますので特に注意が必要です 特定健診(いわゆるメタボ健診)でもこの内臓脂肪蓄積タイプの肥満症を生活習慣病のリスクが高い状態として診断し、その脂肪の蓄積具合に応じて、これを改善するような指導(特定保健指導)を義務付けています。 肥満学会の2011年のガイドラインでも内臓脂肪の定量の重要性についても言及があります。
摂取カロリーと消費カロリーのバランスが一致する場合、つまり食事として食べる分と運動などで使う分がぴったり一緒の場合、体重は不変となります。 このような場合は体重は増えもしませんし、減りもしません。 これが長続きできれば体重は維持できるわけです。
このバランスが崩れてしまった場合に体重の変化(増減など)が起こります。
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